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⑴ 地方事業所基準雇用者数に係る措置

① 適用対象法人

 適用対象となる法人は、青色申告書を提出 する法人で地域再生法第17条の 2 第 4 項に規 定する認定事業者であるものとされています

(措法42の12の 2 ②)。

 地域再生法の認定事業者は、地方活力向上 地域特定業務施設整備計画について同法第17 条の 2 第 3 項の認定を受けた者をいうことと されています(地域再生法17の 2 ④)。なお、

認定を取り消された法人はこの措置の適用を 受けることはできません。

(注 1 ) 地方活力向上地域特定業務施設整備計 画とは、地域再生法第17条の 2 第 1 項に 規定する地方活力向上地域特定業務施設 整備計画をいいます。

(注 2 ) 関係法令については、下記の(参考)

をご参照ください。

② 適用対象事業年度

 地域再生法の一部を改正する法律の施行の 日から平成30年 3 月31日までの間に地方活力 向上地域特定業務施設整備計画について認定 を受けた法人のその認定を受けた日から同日 の翌日以後 2 年を経過する日までの期間内の 日を含む事業年度が、この措置の適用対象と なる事業年度とされています(措法42の12の

2 ⑤一)。

(注) 適用年度(措法42の12の 2 ⑤一)は従前 からの基準雇用者数に係る措置と共通で定 義されているため、平成23年 4 月 1 日から 平成28年 3 月31日までの間に開始する事業 年度及び上記の事業年度が適用年度と定義 されていますが、この措置に関連する適用 年度は専ら上記の事業年度となります。

 ただし、従前からの基準雇用者数に係る措 置と同様に、合併、分割又は現物出資による 設立以外の設立の日を含む事業年度、合併に よる解散以外の解散の日を含む事業年度及び

清算中の各事業年度は、この措置の適用を受 けることはできません(措法42の12の 2 ⑤一)。

 また、この措置の適用を受けた事業年度は、

次の制度の適用を受けることができないこと とされています(措法42の12の 4 ①、震災税 特法17の 3 ②四、17の 3 の 2 ②五、17の 3 の

3 ②五)。

イ 租税特別措置法第42条の12の 4 (雇用者 給与等支給額が増加した場合の法人税額の 特別控除)

ロ 震災税特法第17条の 3 (復興産業集積区 域において被災雇用者等を雇用した場合の 法人税額の特別控除)

ハ 震災税特法第17条の 3 の 2 (企業立地促 進区域において避難対象雇用者等を雇用し た場合の法人税額の特別控除)

ニ 震災税特法第17条の 3 の 3 (避難解除区 域等において避難対象雇用者等を雇用した 場合の法人税額の特別控除)

③ 雇用者及び事業に係る適用要件

 この措置の適用を受けるためには、次の要 件を満たす必要があります。これらの要件は、

従前からの基準雇用者数に係る措置と同様で す。

イ 基準雇用者数が 5 人以上(その法人が中 小企業者等である場合には、 2 人以上)で あることにつき、証明がされたこと(措法 42の12の 2 ①一②一)。

 この証明は、法人の事業所(その法人が 2 以上の事業所を有する場合には、その 2 以上の事業所のうち主たる事業所)の所在 地を管轄する都道府県労働局又は公共職業 安定所の長がその法人に対して交付する雇 用対策法施行規則附則第 8 条第 3 項に規定 する雇用促進計画の達成状況を確認した旨 を記載した書類の写しを確定申告書等に添 付することにより行うこととされています

(措令27の12の 2 ①、措規20の 7 ①)。

(注 1 ) 雇用促進計画の達成状況を確認した 旨を記載した書類は、その法人の雇用

促進計画の達成状況及び離職者がいな いかどうかの確認ができるものに限る こととされています(措規20の 7 ①)。

(注 2 ) 確定申告書等とは、法人税法第 2 条 第30号に規定する中間申告書で同法第 72条第 1 項各号に掲げる事項を記載し たもの及び同法第144条の 4 第 1 項各号 又は第 2 項各号に掲げる事項を記載し たもの並びに同法第 2 条第31号に規定 する確定申告書をいいます(措法 2 ② 二十七)。

 すなわち、仮決算をした場合の中間 申告書及び確定申告書をいい、確定申 告書には、その確定申告書に係る期限 後申告書を含むこととされています。

ロ 給与等支給額が比較給与等支給額以上で あること(措法42の12の 2 ①三②一)。

ハ この措置の適用を受けようとする事業年 度及びその事業年度開始の日前 1 年以内に 開始した各事業年度において、離職者がい ないことにつき、証明がされたこと(措法 42の12の 2 ⑦)。

(注) 離職者とは、その法人の雇用者又は高 年齢雇用者であった者で、その法人の都 合による雇用対策法施行規則附則第 8 条 第 2 項第 4 号に規定する労働者の解雇に よって離職をしたものをいい、離職とは、

雇用保険法第 4 条第 2 項に規定する離職 をいいます(措法42の12の 2 ⑦、措規20 の 7 ④)。

 この証明は、上記イの雇用促進計画の達 成状況を確認した旨を記載した書類の写し を確定申告書等に添付することにより行う こととされています(措令27の12の 2 ①⑦、

措規20の 7 ①)。

ニ 雇用保険法第 5 条第 1 項に規定する適用 事業を行っていること(措法42の12の 2 ②)。

 適用事業のうち風俗営業等の規制及び業 務の適正化等に関する法律第 2 条第 1 項に 規定する風俗営業又は同条第 5 項に規定す

る性風俗関連特殊営業に該当するものを行 っている場合には、この要件を満たさない こととされています(措法42の12の 2 ①②、

措令27の12の 2 ②)。

④ 地方事業所基準雇用者数

 地方事業所基準雇用者数とは、この措置の 適用を受けようとする事業年度開始の日から 起算して 2 年前の日からこの措置の適用を受 けようとする事業年度終了の日までの間に地 方活力向上地域特定業務施設整備計画につい て認定を受けた法人がその認定に係る認定地 方活力向上地域特定業務施設整備計画に従っ て地方活力向上地域において整備した特定業 務施設のみをその法人の事業所とみなした場 合における基準雇用者数として証明された数 をいうこととされています(措法42の12の 2

⑤五)。

(注 1 ) 認定地方活力向上地域特定業務施設整 備計画とは、地域再生法第17条の 2 第 6 項に規定する認定地方活力向上地域特定 業務施設整備計画をいいます(措法42の 12の 2 ⑤五)。

(注 2 ) 地方活力向上地域とは、上記の認定を した地域再生法第17条の 2 第 1 項に規定 する認定都道府県知事が作成した同法第 8 条第 1 項に規定する認定地域再生計画 に記載されている同法第 5 条第 4 項第 4 号に規定する地方活力向上地域をいいま す。ただし、その認定地方活力向上地域 特定業務施設整備計画が同法第17条の 2 第 1 項第 2 号に掲げる事業に関するもの

(以下「拡充型計画」といいます。)であ る場合には、同号に規定する地方活力向 上地域、すなわち、産業基盤が整備され ていることその他の内閣府令で定める要 件に該当する地域に限ることとされてい ます(措法42の12の 2 ⑤五)。

(注 3 ) 特定業務施設とは、地域再生法第 5 条 第 4 項第 4 号に規定する特定業務施設を いいます(措法42の12の 2 ⑤五)。具体的

には、本店又は主たる事務所その他の地 域における就業の機会の創出又は経済基 盤の強化に資するものとして内閣府令で 定める業務施設をいい、工場を除くこと とされ、いわゆる本社機能、研究所や研 修所が定められる予定です。

(注 4 ) この措置の適用を受けようとする法人 を当事者とする合併、分割、現物出資又 は現物分配が行われた場合における地方 事業所基準雇用者数の調整規定は設けら れていません。

(注 5 ) 関係法令については、下記の(参考)

をご参照ください。

 この証明は、この措置の適用を受けようと する法人の事業所(その法人が 2 以上の事業 所を有する場合には、その 2 以上の事業所の うち主たる事業所)の所在地を管轄する都道 府県労働局又は公共職業安定所の長がその法 人に対して交付する雇用対策法施行規則附則 第 8 条第 3 項に規定する雇用促進計画の達成 状況を確認した旨を記載した書類(上記③イ と同じものです。)の写しを確定申告書等に 添付することにより行うこととされています

(措令27の12の 2 ⑤、措規20の 7 ②)。

(注) 雇用促進計画の達成状況を確認した旨を 記載した書類は、その法人の雇用促進計画 の達成状況のうち地方活力向上地域におい て整備した特定業務施設に係るものが確認 できるものに限ることとされています(措 規20の 7 ②)。雇用促進計画においては、地 方活力向上地域特定業務施設整備計画の認 定を受けた事業者がその計画に従って地方 活力向上地域において整備した特定業務施 設である事業所に係る雇用促進計画の達成 状況が特定できるように様式の改正が行わ れる予定です。ただし、いわゆる「継続事 業の一括」をしている場合には、地方活力 向上地域特定業務施設整備計画の認定に係 る特定業務施設である事業所を一括の対象 から除外する必要があります。

⑤ 地方事業所税額控除限度額

 地方事業所税額控除限度額は、次の区分に 応じ次の金額に地方事業所基準雇用者数を乗 じて計算した金額とされています(措法42の 12の 2 ②)。ただし、地方事業所基準雇用者 数が基準雇用者数を超える場合には、次の金 額に基準雇用者数を乗じて計算した金額とさ れています(措法42の12の 2 ②)。

イ 基準雇用者割合が10%以上であること又 は当該事業年度開始の日の前日における雇 用者の数が零であることにつき、証明がさ れた場合 50万円

 この証明は、法人の事業所(その法人が 2 以上の事業所を有する場合には、その 2 以上の事業所のうち主たる事業所)の所在 地を管轄する都道府県労働局又は公共職業 安定所の長がその法人に対して交付する雇 用対策法施行規則附則第 8 条第 3 項に規定 する雇用促進計画の達成状況を確認した旨 を記載した書類(上記③イと同じもので す。)の写しを確定申告書等に添付するこ とにより行うこととされています(措令27 の12の 2 ①③、措規20の 7 ①)。

(注 1 ) 当該事業年度開始の日の前日におけ る雇用者の数からは、当該事業年度終 了の日において高年齢雇用者に該当す る者を除くこととされています(措法 42の12の 2 ②二)。

(注 2 ) 基準雇用者割合が10%以上であるこ と又は当該事業年度開始の日の前日に おける雇用者の数が零であることとの 要件及びその証明の方法は、従前から の基準雇用者数に係る措置と同様です。

ロ イ以外の場合 20万円

 上記により計算した地方事業所税額控除限 度額が、当期の調整前法人税額の30%相当額 を超える場合には、地方事業所税額控除限度 額は、当期の調整前法人税額の30%相当額を 上限とすることとされています。この場合に おいて、従前からの基準雇用者数に係る措置

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